【就活生必見】体育会系就活の面接で効果的なアピール方法3選!

仕事術

大学3年生・大学院1年生で迎えるとほとんどの人が経験するイベント・・・

そう「就職活動」ですね!

昔とは時代が変わり、終身雇用が約束されなくなりました。

とは言え、ほとんどの学生が企業に就職する時代であることには変わりありません。

就職活動では自分の今までの人生を振り返りながら、自己分析を行い履歴書や面接に臨みます。

いざ自己分析を始めてみたは良いものの、特別な特徴がある人はそう多くはありません。

筆者も小さいころから大学までスポーツを続けてきましたが、

これと言って特筆するようなものはほとんどありませんでした。

ゴリアーキ
ゴリアーキ

僕自身、そこで諦めるのではなく、改めてこれまでの経験を見直し、自分の言葉でアピールすることで第一志望の大手企業で働くことが出来ています!

就活に限った考え方だけでなく、仕事をする際も活きる考え方になっています。

ぜひ参考に最後まで読んでみてください!

就活で活きる体育会系の強み≒陥りやすい失敗

体育会系は就活でいろいろなアピールポイントがあります。

代表的なものは次のようなものがあります。

  1. 体力自慢
  2. 精神力・根性自慢
  3. リーダーシップ自慢

これらはいずれも体育会系と言えば最初に連想されるものです。

つまり、誰もがイメージしている範疇であり、面接時も特別感は無く「あえて選考を進め必要は無い」という判断になります。

これらを自分の体育会系としてアピールの軸として面接挑むことは得策では無いと言えます。

これらは体育会系の就活で多くの人が陥る失敗です。

さらに詳しい内容についてはこちらの記事で紹介しているので、参考にしてみてください!

就活では自分のオリジナリティをいかにアピールポイントと結びつけて「会社にとって必要とされている人材か」と言うことを伝える必要があります。

次の項目では実際にオリジナリティのあるアピールポイントの見つけ方について紹介していきたいと思います。

会社側に響く体育会系の就活アピール

実際に就活おいて体育会系としてアピールする場合、次のような観点が大切になってきます。

体育会系の効果的なアピールポイント
①スポーツの特性を自分に重ねる
②チーム内の立場を自分に重ね合わせる
③自分が得たものを明確に伝える

いずれのアピールポイントも

自分自身に大きな特徴は無い、もしくは少ないと考えている人

であっても、自分の経験を自分の言葉で表現することになります。

それぞれのアピールポイントについて理解して、自分の特徴として使えるようにしていきましょう!

会社に響くアピール①:スポーツの特性を自分に重ね合わせる

先ず初めに紹介するのは「スポーツの特性を自分に重ね合わせる」ということです。

体育会系と一括りにしても、当然ながらスポーツの種類は多岐にわたります。

ここでは「スポーツごとの特徴をしっかりと捉え、自分自身に重ね合わせること」を考えます。

例えば次のような観点でスポーツを分析します。

  1. 競技人数は多いか・少ないか
  2. 攻守が明確に分かれているスポーツか
  3. ポジションごとの特徴は顕著か

これらの観点でスポーツを分析することで、例えば次のように就活につなげることが出来ます。

就活に置きかえる
①競技人数の多さ:
大人数での関係性の作り方や自分の立場についての理解

②攻守が明確に分かれているスポーツか:
攻守が明確に分かれているスポーツかつの仕事の中での気持ちの切り替え方

③ポジションごとの特徴は明確か:
ポジションでの特徴を自分自身の個性に繋げる

いずれの観点も最初に紹介した「体育会系が陥りやすい失敗」のように一般的なものではなく、

そのスポーツを自分の立場で経験したからこそのオリジナリティが生まれます。

チビゴリちゃん
チビゴリちゃん

イメージし辛いから参考例を教えて頂戴!

ゴリアーキ
ゴリアーキ

今回は野球とラグビーを例に説明するね!

スポーツの特性を自分に重ね合わせる:野球の場合

例えば、ほとんどの学校である「野球部」の場合で見ていきたいと思います。

先ず、野球というスポーツと部の特徴を整理すると

野球の特徴
①日本では比較的人気が高く、小・中・高・大を通して、部員数が多く安定している

②他のスポーツと比べて小学生からの経験者で構成される場合が多い

③競技の人数は1チーム9人で団体競技としては普通の人数

④攻守やポジションが明確に分かれているスポーツ

などが挙げられます。

これらの特徴から就活でのアピールにつながる部分を考えていきます。

野球の特徴①:部員数が多い・安定している

1つ目の部員数が多いということは、

自ずとレギュラー競争は激しくなり、ポジション選びも含めて自分がどのように部活動に取り組むかで大きく結果が変わることになります。

例えば、自分が優先することは何かと言う点で考えてみると

  • 自分はとにかくレギュラーを取りたいのか
  • 2番手でも良いからポジションに拘るのか

など、自分の目的により、取り組む姿勢は異なります。

それらは志望企業に対してアピールするポイントに置き換えると

  • レギュラーへの拘り≒臨機応変に組織に最も貢献できる道を考える
  • ポジションへの拘り≒自分にはしっかりとした考えがあり、ぶれない軸がある

と言う風に、いずれのパターンであっても実体験に基づいたアピールへとつなげることが可能になります。

野球部の特徴②:小学生頃からの経験者が多い

他にも「小学生頃からの経験者が多い」という特徴に関しては

  • 野球偏差値が高いので練習がしやすい
  • 意思疎通がしやすい

など、プラスなイメージが多いように感じます。

ですが、実際に部活動として行う場合、

「経験者が多ければ多いほど、また経験年数が長ければ長いほど」

各自が自分の野球論を持っていることが多く、チーム方針を決定するうえで大きな障壁となることが多々あります。

そのような状況で自分は

  • 部員の意見をまとめる側として貢献したのか
  • しっかりと自分の主張を述べて自分が正しいと思う道に導いたのか

など、部活の運営に関しても個々人によって取り組む姿勢は違ってきます。

それらは会社という組織においても、当てはまり

  • 全体の意見を聞くことで納得いく回答を導きだすことが出来る
  • 自分が強いリーダーシップを発揮してチーム方針を決定していくことが出来る

と言う風に、入社後の将来的な成長を見越してアピールすることも可能になります。

野球以外のメジャースポーツ、例えばサッカーやバスケットボールなどでも、

同じような経験者ならではの特徴があると思います。

その特徴について、ここで紹介したような観点で分析することで

体育会系としてのアピールポイントにつなげていくようにしましょう!

スポーツの特性を自分に重ね合わせる:ラグビーの場合

次はさきほど紹介した野球のようなメジャースポーツではなく、

比較的競技経験者が少ない「ラグビー」の場合で見て行きたいと思います。

先ずラグビーの特徴を整理すると

  1. 競技に必要な人数が多い、一方で競技経験者は少ない
  2. 格闘技に近い要素を持ちあわせた危険を伴うスポーツ
  3. 試合中は攻守やポジションが明確に分かれていない
  4. グラウンド上で密集と広く使う場面が入り混じる

などが挙げられます。

これらの特徴から就活でのアピールにつながる部分を考えていきます。

一つ目の「競技に必要な人数は多い、一方で競技経験者は少ない」という点について、

部として存続させるために、他の部活動よりも運営面での方針が重要となることが考えられます。

また、2つ目の「格闘技に近い要素を持ちあわせた危険を伴うスポーツ」という特徴と合わせて考えると、

そのような状況で自分は部を維持・継続していくために、

  • リクルート・広報など自分がスポーツ以外でも発揮できる部分で部に貢献した
  • 技術面ではなく、身体づくりに必要なで筋トレとストレッチを指導した

など、体育館系がアピールする体力面や精神面、技術面ではないアピールが可能になります。

会社という組織にアピールするためのアレンジは

  • リクルートや広報での活動を通じて、自分の組織の魅力を伝えることが出来る
  • 精神面や技術面だけでなく、何かをするときの土台となる部分を作り込むことの重要性

と言う風に経験を基に、会社に対して自分の能力をアピールすることが出来るようになります。

他にも、次のような特徴についても

  • 攻守やポジションが明確に分かれていない:流動的な状況下での判断能力や切りかえの速さ
  • グラウンドで粗密が入り乱れる:集団に対して、少し俯瞰した目線で的確な指示を出す

など、特徴的かつ団体競技ならではのアピールポイントがあります。

これらを会社に対するアピールとしてアレンジすると

  • 変化が多い仕事環境の中でも物事に固執せず柔軟に判断する能力がある
  • 盲目的に取り組む部分と俯瞰してグループに的確な指示を出す双方の能力がある

と言う風に、一般的に同じようなイメージを持たれがちなアメリカンフットボールとも差異化することが可能になります。

自分では普段から無意識のうちにしていることであっても、

他人にとってはそれらは新鮮な情報であることは多々あります。

また、それら行動が日々の積み重ねで蓄積されていくことで、

実際自分自身の身についている能力として十分魅力的なものであると言えます。

改めて自分のスポーツを通した経験を見つめ直して、説得力あるアピールへと繋げていきましょう!

会社に響くアピール②:チーム内の役割をアピールポイントに重ね合わせる

次に紹介する会社に響くアピールは「チーム内での立場をアピールする内容に重ね合わせる」ということです。

これも先ほど紹介したものと同じく、

まずはしっかりと自分自身が過ごしたチーム内での立場を意識して言語化していきます。

体育会系に限らず部活動では主に次のような役割があります。

  • キャプテン
  • 副キャプテン、主務
  • マネージャー、トレーナー

これらの内、自分がキャプテンで無ければ就活でアピールのネタにしづらいと考えている人が多いのではないでしょうか?

ゴリアーキ
ゴリアーキ

それは大きな間違いです!

誰もがイメージするキャプテン経験者の特徴は

  • 人前で話すことが上手
  • 人をまとめる能力が高い
  • リーダーシップを発揮できる

というような、分かりやすく、目立つ特徴であると言えます。

一方で、組織において全員がキャプテンのようにまとめ役として動くと、

結果的に分断が起こり、組織として求められるチームワークは発揮できません

当然ですが、組織では一定数の「縁の下の力持ち」が必要となるのです。

むしろ、仕事の様々な場面では、「キャプテンという存在以上に縁の下の力持ちの方が必要である」と言っても過言ではありません!

その事実を踏まえてここでは

  • 副キャプテン、トレーナー
  • 主務、マネージャー

という役割でのアピール方法について紹介していきたいと思います!

どのような場面で「縁の下の力持ち」として力を発揮するかという観点で分類しています。

前者は「そのスポーツで必要となる技術・体力・精神面」において力が発揮され

後者は「それら以外の場面において」力が発揮される

ことが求められます。

それではそれぞれについて詳しく紹介していきます。

役割毎のアピールポイント:副キャプテン、主務の場合

部活内の役割が「副キャプテン・主務」の場合、

前述の通り「そのスポーツで必要となる技術・体力・精神面」において力が発揮される必要があります。

例えば、

  • キャプテンがチーム方針に悩んだ時に相談役としてサポートした
  • 練習メニューについてチームに必要となることを考え助言した

など、全体へ周知する立場はキャプテンが担いますが、

それら決定に至るまでのプロセスの中で適切なサポートを行った経験などは間違いなく、

会社と言う組織においても強いリーダーを支える存在として必ず求められる役割です。

副キャプテン経験者は

チビゴリちゃん
チビゴリちゃん

リーダーシップをアピールしよう!

と考えがちですが、それらは結果として中途半端なアピールへとつながる可能性があります。

チビゴリちゃん
チビゴリちゃん

なにゆえ・・・

それらの原因は、体育会系の就活生自身が

「リーダーシップがあることこそ最も会社で求められていることだ!」と勘違いしていることです。

部活動で多様性のある人材が必要であるように、会社ではさらに人材の多様性が求められます。

その前提を理解したうえで、

「自分の経験は就活のネタにならない・・・」と諦めるのではなく、

「十分多様性がある!」と考えて、アピールポイントへと繋げていきましょう!

体育会系の就活生が陥りがちな失敗についてはこちらの記事「【就活対策】体育会系が就活で陥りがちな失敗3選と解決方法」で紹介しているので、参考にしてみてください!

役割毎のアピールポイント:マネージャー、トレーナーの場合

次は「主務・マネージャー」という役割のアピールポイントについてです。

これらの役割の一見すると華が無く地味な印象を与えるのでは?とおもわれがちです。

実際、表に見えてくる部分では地味な活動が多いのは確かですが、

それらの役割は部の運営においてなくてはならない存在だといえます!

例えば、

  • 試合や合同練習のスケジュール等の調整
  • 新しいコネクションの構築
  • 試合や練習の流れをよりスムーズに進めるための事前の行動

など、大きな組織であればあるほど、誰かが担う必要がある役割だと言えます。

これらは普通に部活に励むプレーヤーでは経験することが出来ない、部の運営に必要不可欠な存在です。

会社においても自分の立場に関わらず

  • スケジュールやジョブ管理
  • これから起こることを先読みしながら行動する

という能力は必須になります。

ゴリアーキ
ゴリアーキ

これらは実際、出来ていない人が多いのでとてもいいアピールポイントだね!

他にも、例えば営業部を志望する人は「新しいコネクションの構築が得意」であることは、部署の求める人材で適材だといえます。

勝手な自己評価では無く、自分の経験を基に話しているのでかなり説得力が増します!

「体育会系=体力・精神力がありますアピール」が必要だと思い込み、

それらには繋がらないという決めつけから自分の経歴として多くは語らないことが多くなる傾向にあります。

ですが、会社が求める人材をイメージして

これらの役割を自分の経験値として深堀りしてアピールポイントへと繋げることで、他の就活生にはない説得力があるアピールになります。

ゴリアーキ
ゴリアーキ

自分のこれまでの経験はすべて今につながっている!という意識で改めて見直してみよう!

会社に響くアピール③:自分が得たものを明確に伝える

最後に紹介する会社に響くアピールは「自分が得たものを明確に伝える」と言うことです。

就活では、「多くの就活生が相手にマイナスの印象を与えないようにしよう!」と考えます。

その結果、当たり障りの無い言葉が並び、本人が渾身のアピールだと思っていても、

それらの言葉が会社に響くことはまずありません。

会社が志望する学生に求めるものは「模範解答や自分の成功体験」だけではありません。

「失敗した経験も踏まえて、そこから得て、今の自分の成長に繋がっているものを理解していること」だと言えます!

例えば、自分がキャプテンをしているときに、チームを優勝へ導いた経験がある場合

普通の就活生であれば

チビゴリちゃん
チビゴリちゃん

キャプテンとしてリーダーシップを発揮することで優勝へ導くことが出来ました!(ドヤッ)

と、いう風に話します。

事実として間違いではない場合でも、この内容からは

「リーダーシップは発揮できるようになった経緯」が見えてきません。

この「見えない経緯」の部分について、

「どのような行動は発信をすることでキャプテンとしてリーダーシップを発揮できるようになったのか。」ということを簡潔に伝えることが求められます。

基本的には面接官は初対面です。

自分の普段の行いなども話さなければ分かりません。

特にアピールしたい!と考えている部分については、アピールするに至ったプロセスとして

どういう思考に及んだか

どういう行動をとったか

という部分を深堀りして、説得力あるアピールへと繋げていきましょう!

まとめ:自分の経験と重ね合わせることが重要!

今日は体育会系として就活に臨もうとしている就活生に向けて、

  1. スポーツの特性に自分を重ね合わせる
  2. チーム内の役割をアピールポイントに重ね合わせる
  3. 自分が得たものを明確伝える

という3つのポイントで説得力あるアピールへと繋げる方法を紹介しました。

人生で一番最初に自分自身について見つめ直すのが就活という人がほとんどです!

ですが、今まで経験したことが少なく、1から考えるのは大変で時間もない…という人もいると思います。

そんな人は無理に自分で考えようとせず、今日紹介した観点で自己分析を進めてみてください!

また、この記事を参考にしたように「多くの人の経験談」を収集するのことは自分の人生を遠回りさせない有効な方法です。

  • 親しい友人や学校の先生
  • 家族や親戚
  • 就活サポートを行っている会社

などが客観的かつ親身に話を聞いてくれるでしょう。

特に「就活サポートを行っている会社」がオススメです。

その理由は次の4つです!

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この他にも就活支援を行っている会社についてこちらの記事で詳しく紹介しています!

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もしこの記事が参考になって就活が上手く行った人がいれば、コメント欄で教えて頂けると飛んで喜びます!

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