社員持株会について
社員持株会の運用については以前紹介したとおり、つみたてNISAへの軍資金としてより効率よく資産形成を行うことを目標に、私は年額40万になるように調整して運用することとしています。
そして、今回持株会口座で積立ていた株数が200株を超えたので、
この200株を実際に引出し→口座移管→売却をしてみることにしましたので、その方法を紹介したいともいます。
- 持株会を効率よく利用したい
- 持株会から引き出した後の最適解を知りたい
- 持株会から移管・売却した時の手数料を知りたい
持株会から株式を引出す
先ずは自身の持株会の証券口座へログインして株数の確認をしましょう!
保有株数が100株以上あれば100株単位で引き出すことが可能です。
引き出す際の注意点①:特定口座を作っておく
ただし保有株式を引出すためには持株会を運営する証券口座と移管先の証券会社で特定口座を作る必要があるので、お忘れなく!
証券口座開設は手数料が格安のSBI証券と楽天証券がおすすめです。
ちなみに、チビゴリちゃんも楽天証券でジュニアNISA口座で全世界に投資しているよ!投資家チビゴリです!(ドヤ感)
引き出す際の注意点②:移管されるまでの日数
持株会から100株単位で引き出す際の注意点は引出し申請をしても、すぐには特定口座へ反映されないということです。
基本的には「引出申請の翌月末になる」&「自社株は売買のタイミングが制限される」ので、持株会での株数が100株を超えた時点で引出申請をするのがおすすめです!
私の場合2月初旬に引出し申請をして、3月末時点で特定口座へ移管されました。
持株会の口座から別口座へ移管する
持株会のある証券会社の特定口座から、他に自分の所有する証券口座の特定口座に移管する方法を見ていきましょう!
準備するもの
特定口座から他の証券会社に移管するためには、コールセンターに電話する必要があります。
(※コールセンターは昼休みの時間はどうしても混雑してしまうので、取扱時間の出来るだけ早い時間に電話しましょう。大和証券の場合は0120-883-535に電話すればOKです。)
電話では、証券会社の【支店コード/口座番号/パスワード】が確認されるので、あらかじめ手元に準備しておきましょう!
あとは生年月日等で本人確認後、担当者に移管株数を伝えれば、手続きに必要な書類(特定口座内保管上場株式等移管依頼書←長いw)が自宅に送付されるので、書類に必要事項を記載しましょう。
実際の手続き
送付された書類の中に下記ような(特定口座内~ry)ものがあるので必要事項を記載しましょう。
と言ってもすごく簡単です。送付された書類の中に下記のようなものが入っているので、こちらを参考に書いてください!
(※後述しますが、上記書類の中に記載の手数料は持株会ではかからないので無視してOKです。)
移管元は持株会の証券口座(私の場合は大和証券)の記載内容は同封されている書類に下記のようなものがあるので、こちらを参考にしてください。
移管先口座明細は下記HPに記載の内容を書けばOKです。
楽天証券:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/service/transfer/stock.html
SBI証券:https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/account/ikaniraisyo.html
(※上記HPにも記載されていますが、「直近上位機関の口座管理機関コード」と「直近上位機関の名称」については記載不要なので、空欄でOKです。)
あとは、自社株の【銘柄コード/銘柄名/数量】を記載すれば書類は完了です。
SBIネオモバイル証券移管までの所要日数と手数料について
書類が出来たので、あとは同封されている封筒に入れてポストに投函しましょう。
所要日数は証券会社に封筒が届いてから4営業日程度かかります。
私は月曜日にポストに投函し、翌週の木曜日に楽天証券の特定口座に移管されていることが確認できました。
個人的には引出の手続きを依頼してから、楽天証券に移管されるまで2週間くらいだったので、思いのほか直ぐに出来たなという印象!
手数料については、持株会からの引出が確認できた株式に関しては無料で移管可能です。
(※大和証券と野村證券は確認済です。)
この手数料無料が個人的にはありがたくて、僕の場合は積極的に持株会も投資先として選べる理由の一つだね!
ちなみに、「移管して売却した場合」と「移管せずに売却した場合」の手数料を
大手証券会社とネット証券で比較してみました。
証券会社 | 約定代金50万円 | 約定代金100万円 |
大和証券 (ダイワ・ダイレクトコース) | 1,897円 | 3,795円 |
野村証券 (ほっとダイレクト) | 1,029円 | 2,057円 |
楽天証券 (いちにち定額コース) | 0円 | 0円 |
SBI証券 (アクティブプラン) | 0円 | 0円 |
移管手数料が無料でさらにこの手数料の差があると思うと絶対に持株会の大手証券会社からネット証券の特定口座に移管した方がお得ですよね!
にしても、大手証券会社の手数料高杉君やで。。。苦笑
今から口座開設される方はネット証券のSBI証券か楽天証券のどちらかでOKです。
移管後の取得単価について
持株会で購入した株の取得単価については、そのまま引き継がれます!
持株会での取得単価は奨励金込みでの取得単価なので、実際自己負担分と比較すると高めの取得単価になります。これは売却するときに利益分に税金がかかるので、利用者にとっては超得な状況です!
(※取得単価は勝手に反映されるので、特に気にせず売却可能期間で自分が現金化したいタイミングで売却していいと思います。)
売買すときは自分で売りたい金額で指値しておくとあまり値動きを気にせず売却できるので、自分で許容できる範囲で売買しちゃいましょう!
まとめ
今日は持株会から株式を引出し、別の証券口座へ移管する方法を見てきました。
持株会は引出などの手続きが会社によってはとても複雑で勝手が悪い会社もあるかと思います。持株会の奨励金がお得で申し込んでみたけど、
「あまり自由に引き出せず思った時期に現金化できなかった、、、」
「持株が一番塩漬けになっている、、、」
なんていう話もよく聞きます。一方で、比較的引出が自由で奨励金が10%程度あるようであれば、使い方によってはかなり効率よく資産整形を加速させることも可能になります。
自社の未来に希望が持てるようであれば積極的に利用する価値があると考えます。
FIREを目指すのであれば、サラリーマンとして会社に籍を置いている以上、自分の会社の利用できる有効な制度はすべて使い尽くしちゃいましょう!自分で納得して一歩ずつ行動して行ってみてください。
運用方法については下記記事を参考に。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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