皆さん「老後2,000万円不足問題」のニュースを聞いて自分で年金を用意しないといけない!と慌てて証券会社の口座開設をした方も多いのではないでしょうか?
でも不足する2,000万円って誰でも同じ金額じゃないですよね?当然ですが、
- 家庭環境
- 家族構成
現時点での資産額
などにより人それぞれ不足する金額は異なります。
にもかかわらず、インパクトのあるニュースに踊らされて
- つみたてNISA
- iDeco
- 企業型DC年金
- その他投資
にお金を回して今の生活に無理が出ていませんか?
不確定な老後のために今という一番大事な時をに蔑ろにしてしまっているかもしれません。
まずは自分の年金受給額を知り老後の生活でいくら不足するのか確認したうえで自分にあった資産形成の方針を決定していきましょう!
そして、先日【国民年金保険料追納のご案内】というハガキが届きました。
そこにはこのような文章が…
何やらメリットしかないような書き方。
鵜吞みにせず、これは実際に確認せねば!
ということで、国民年金保険料を追納した場合にいくら加算されるのかシミュレーションで実際に確認したいと思います!
- 学生納付特例制度を利用していた
- 追納による加算額を知りたい
- 追納がどれくらいお得か確認したい
国民年金を追納するメリット・デメリット
そもそも国民年金保険料を追納するメリット・デメリットはあるのでしょうか?
僕自身は現時点では「追納はしない!」という方針にしています。
↓詳しくはこちらの記事から
【国民年金保険料追納のご案内】追納のメリット・デメリットを詳しく説明
国民年金の追納による加算額を確認する方法
では実際に加算額を確認する方法について見ていきましょう。
日本年金機構が運営する「ねんきんネット」に新規登録することで確認することが出来ます。
登録がまだの方は下記の公式HPからアクセスして、右上の新規登録ボタンから登録しましょう!
公式HPから新規登録をすると、約4日程度で日本年金機構から「ねんきんネットユーザーIDのお知らせ」が届きます。そこに記載されている
- ユーザーID
- 登録時に設定したパスワード
でねんきんネット公式HPからログインしてみてください!
国民年金の追納による加算額のシミュレーション
では早速、追納した場合と追納しない場合で年金受給額にどれくらいの差が出るのかシミュレーションして確認したいと思います。
年金受給額をシミュレーションする方法
現時点での年金受給額と将来の年金受給額は「ねんきんネット」にログインして確認することが出来ます。
将来の年金受給額をシミュレーションで確認する方法はこちらから
将来の国民年金受給額をシミュレーションで確認する方法(ただいま準備中!)
今後のキャリアに応じてシミュレーションも出来るので試しにやってみると、より自分の将来に何が必要か明確になると思うよ!
シミュレーション①:追納しない場合
追納しない場合のシミュレーション条件は次の通り
・年齢32歳
・1浪して大学院まで進学(20歳以降の4年分の免除期間)
・現在の年収が60歳まで続いた場合を想定
シミュレーション結果がこちら
追納しなかった場合の年金受給予定見込額は178,473円です。
内訳はこんな感じ
老齢厚生年金はサラリーマンの人が給与天引きで支払っている年金から支払われるもの。
老齢基礎年金が国民年金で支払った部分に相当するものです。
この金額をみた僕の素直な感想は
えっ、結構少ないやん・・・笑
厚生年金を合わせるとかなり多く徴収されていると思っていましたが、実際受け取れる額はこの程度かと思うと結構さみしいもんですね。。。
改めて自分で年金をしっかりと作っていく必要を感じます!
では、気を取り直して、、、
次は追納した場合の年金受給予定見込額を見ていきたいと思います!
シミュレーション②:追納した場合
追納した場合のシミュレーション条件は次の通り
・年齢32歳
・1浪して大学院まで進学(20歳以降の4年分の免除期間)
・現時点での追納可能額39万円(25カ月分)の追納
・追納可能なのは23歳3月以降の25カ月分(計379,910円)
シミュレーション結果がこちら
追納した場合の年金受給予定見込額は181,862円です。
内訳はこんな感じ
厚生年金の金額は変わらないので、老齢基礎年金の違いが追納による加算額になります。
【追納した場合:60,194円】-【追納しない場合:56,805円】=3,389円
となるので、追納することで毎月約3,400円ほどの年金が加算されることになります。
この金額に対する僕の素直な感想は…
加算額も少なっ…です。笑
まとめ:条件が合えば追納はお得
追納した場合、現時点で38万円支払うことで毎月3,400円国民年金の受給額が加算されます。
決して小さなお金ではありませんが、
現時点でのぼくの判断は
「同じ38万円があるのであれば資金拘束が無い投資に回す!」
と判断しました。
一方、投資では確実に資産が増える保証はありません。
- 現時点でキャッシュにかなり余裕がある
- 老後の安心を最優先にしたい
- 平均寿命までは生きると考えでいる
という考えを持っている方は追納という制度は何もしないよりは確実にお得になる制度です。
自分の考えを整理して判断するようにしてください!
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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