最近では「副業OK」という会社も増えてきましたね!
ちなみに、マイナビの2020年の調査によると、副業を認めている企業は49.6%、将来的に認める可能性がある企業と合わせると合計57.0%という結果になっています。
調査結果からも分かるように「副業をしたい!」と思っている人にとっては追い風になりつつあり、昨今の「FIRE」ムーブとの合わさってサラリーマンでも会社に内緒で副業を始めている人も多いのではないでしょうか?
今回はサラリーマンが副業をするのメリット・デメリットと、もっと大事なお金以外の理由も紹介したいと思います!
僕はFIREじゃんくてFuck You Moneyを目指しているけど、その上でも副業は長期目線で必要だな!と思って取り組んでるよ!
「本業+副業」のデメリット
まずは「本業+副業」のデメリットから見ていきたいと思います!
デメリットとして挙げられるのは主に次の3つです!
- 将来の年金が減る
- 本業より時間単価が低いことが多い
- 会社にバレると罰則を受ける可能性がある
本業+副業のデメリット①:将来の年金が減る
「本業+副業」のデメリットとして一番に考えられることは「将来の年金が減る」ということです。
本業の仕事量を全く減らすことなく(=収入を減らすことなく)、副業収入だけを増やすことが出来れば問題ありません。
しかし、実際は多くの人が「残業時間を減らす」「家族との時間を減らす」ことで副業に充てる時間を捻出しているのではないでしょうか?
1日24時間という時間だけがすべての人にとって平等よ。
新しいことをするには何かを見直すのは当然ね。
そして残業時間は最初に見直したい項目だよね。
結果的に給料が下がるという事実があるよね。
何度も繰り返しになりますが、サラリーマンは毎月の給料から年金保険料が天引きされています。
年金保険料を支払うことで将来貰える年金受給額は多くなりますが、給料が下がることで支払う年金保険料も下がり将来的にもらえる年金受給額がは減少します!
現時点でのキャッシュフローという観点では説明してきた通り「本業+副業」の収入の方が多くなります。
一方で本業収入を落とした場合には将来の年金受給額が減るという事実も理解しておく必要があります。
ではサラリーマンの年収500万と400万の場合、将来貰える月々の年金額がどれくらい変わってくるか確認したいと思います!
今回は特に登録なしで利用できる「三井住友銀行の年金シミュレーション」を用いて試算してみました。
将来の年金受給額を確認する方法はこちらの記事で紹介しています!
資産形成の一歩目は自分の現状をよく理解するところからです。時間もほとんど掛からないので早速取り組んでみましょう!
【FIREへの確認事項】ねんきんネットで年金に関することを徹底的に理解する
年金シミュレーション①:年収500万の場合
まずは日本人の平均年収500万のシミュレーション結果はこちらです。
サラリーマンで支払っている額で変わってくるのは老齢厚生年金の方ですが、
年収500万の人は「11.5万円/月」という結果になりました。
年金シミュレーション②:年収400万の場合
次は年収400万の人のシミュレーション結果はこちらです。
老齢厚生年金の方は年収400万の人は「9.2万円/月」という結果になりました。
年収500万と年収400万の年金シミュレーションから分かること
実際にシミュレーションで確認した、将来貰える年金額の差は「2.3万/月」になります。
年間にすると27.6万円の差になります。
先ほど紹介した年収が同じ場合に生まれる手取り額の差は約38万円だったので、年間で見ても副業収入の比率を上げたほうが本業一本の収入を上げるよりもキャッシュフローが多くなるという結果になりました!
とはいえ、副業は何をするにしても本業のように安定した給料が支給されるわけではありません。
また、収益化まで時間がかかることがほとんどです。
副業で成果を出そう!と本業の収入を落としてまで取り組んだものの、なかなか成果が出ず副業をやめてしまい結果として将来の年金受給額も減少してしまう。ということにもなりかねません。
自己研鑽になる副業であれば別に成果が出なくてもいいじゃない。
何か問題でも?
そうだね!僕も副業に取り組むのは大賛成だよ!
ただ、成果が出ずに諦めてしまって元に戻ってしまうだけでは勿体ないなと思うんだよね。。。
この事実を理解した上で伝えたいことは
自己研鑽につながる副業を意識することで、例え収入面で成果が出なくても結果として大きなリターンへとつながることもある!
本業+副業のデメリット②:本業より時間単価が低いことが多い
「本業+副業」のデメリットとしてもう一つ考えられることは「本業よりも時間単価が低いことが多い」ということです。
サラリーマンの場合、基本的に残業時間数によって給料が変動するため、残業した時の自分の時給を計算することは簡単に出来ます。
新たに副業に取り組む場合次のようなことが課題となります。
- 収益化するまでの時間
- リサーチなどにかかる時間
副業の問題点①:収益化するまでの時間
副業に取り組む際の問題点として誰もが気になるのが「収益化するまでの時間」です。
副業には収益化の速度が比較的早い「せどり」のようなものから、収益化に比較的時間のかかる「ブログ」のようなものまで様々な種類の副業が存在します。
僕自身、サラリーマンが副業に取り組む際に意識していることがあります。
それはフロー収入であるか、ストック収入であるかです。
サラリーマンが貰う月々の給料はフロー収入であるため、副業ではストック収入となるものに取り組んだ方が長期目線で持続性があるということです。
収益化が比較的早いせどりに取り組むのであれば、収益化までの時間は大きな問題にはなりません。
しかし、例えば楽天ポイントせどりをやっている人の場合は「楽天お買い物マラソン」などに合わせて毎回商品を仕入れる必要があります。
「楽天ポイントせどり」で月5万円稼げるようになった!と思っていても、実はリサーチや仕入れ・配送の手続きなどを考慮すると本業の時間単価の方が高いという事も大いにあり得ます。
また「せどり」はフロー型の副業であるため、一度作業をやめてしまうと新たに収益を生むことはありません。
結果としてサラリーマンとしての給与と同じで「時間の対価として給与を得ている」という事になります。
それでも今の仕事じゃない稼ぎ方をしたい人には十分よね。
そうだね!
ストック収入型ではないけど、会社に雇われずに自分で稼ぐ方法を身に付けるという意味ではとてもいいことだと思うよ!
ここで改めて考えるべきなのが「今、自分が副業に求めているものが何なのか?」という事です。
例えば、
- 最速で現時点のキャッシュフローを増やしたい!
- 将来的にお金がかかりそうだから、長期目線で安定した収入を得れるものにしたい!
など、時間単価についても納得がいくものかを理解した上で、自分に合った副業を選択するようにしましょう!
「フロー収入とストック収入の違い」については以前こちらの記事で詳しく紹介しているので一度目を通してみてください!
副業の課題②:リサーチなどにかかる時間
副業に取り組む際のもう一つの問題点は先ほども少し触れましたが「リサーチなどに時間がかかる」ということです。
フロー型のせどりであれ、ストック型のブログであれ、いずれにしいてもリサーチに要する時間はかなりの時間に及びます。
本業で忙殺されている人にとっては、副業を始めると必要なリサーチの時間を捻出するのがかなり困難になります。
副業を始めた最初のうちは、ある程度無理をして時間を確保していても、
収益化されるまでに時間がかかることで、本業の収入が落ちキャッシュフローが苦しくなってしまい、副業のために確保する時間を捻出できなくなり、
副業自体を途中でやめてしまうということにもなりかねません。
続けることができた場合でも、リサーチには常に一定の時間が必要となります。
それ故に、フロー型の副業ではそもそも大幅に時間単価が上がっていくことはありません。
一方で僕が勧めているストック型の副業はリサーチの積み重ねは蓄積され、将来的にも過去のリサーチから収益を生む可能性があります。
長期的に継続すればするほど時間単価は上がっていく可能性は高くなると言えます。
ブログで成功している人たちが必ず口にするのは「とにかく継続すること!」と言うのもよく分かるよね!
デメリットでは主に「時間」という軸で説明しましたが、時間単価の考え方についてはこちらの記事で紹介しています!紹介予定です!(まだ書ききれていません…すみません!)
時間単価の考え方。残業時間は本当の意味で自分のためになるか?
(※現在、鋭意執筆中です…お許しください!)
本業+副業のデメリット③:会社にバレると罰則を受けることがある
「本業+副業」のデメリットとして最後に考えられるのが「会社にバレると罰則を受けることがある」という事です。
本業をやめて副業を本業に変えようと考えている人にとってはある意味いいきっかけになるかもしれませんが、多くの人にとって副業は「本業ありき」で成立していると思います。
じゃあ、副業するリスクの方が大きいんじゃない?
確かに会社にバレてしまう危険はあるけど、会社は副業をしていない人でもいつまでも面倒を見てくれるかは分からないよね?
それでもバレるのが怖い!と思っている人は副業自体がそもそも向いていないからあえてする必要は無いと思うよ!
説明した通り、副業は誰もが必ずしなくてはいけないわけではありません。
- 本業一本で現状の生活に何一つ不満が無く過ごせている
- 将来的にみても不安は無い
と言う人にとっては、副業することで現状の満足している時間が奪われることになってしまいます。
とはいえ、現状に何の不満もない人はかなり少数だと思います。
長期目線で見て「今」行動することで将来が少しずつ明るくなる可能性が高まるので、迷っている人は直ぐにでも副業を開始してみても良いのではないでしょうか?
副業がバレる理由!確定申告で普通徴収にしてもダメな理由を説明!
(こちらも現在、作成中です・・・未完の常習犯ですみません・・・)
「本業+副業」のメリット
今まで「本業+副業」のデメリットを見てきましたが、次は「本業+副業」のメリットについて見ていきたいと思います!
「本業+副業」の主なメリットは次の3つです。
- 手取り額が増える
- 副業の分野次第で本業にも相乗効果がある
- リスク分散になる
本業+副業のメリット①:手取り額が増える
「本業+副業」の最大のメリットは始めに説明した通り、手取り額が増えるということです。
そもそも副業を始めた人のほとんどが「手取り=自由に使えるお金」を増やしたい!という理由ではないでしょうか?
では、なぜみんながそう思うのか?
一般的にサラリーマンの場合「本業の出世のみで年収を上げよう!」と考えたときに、最初の内はモチベーションもあり、成果を上げるために努力をします。
成果に伴い責任ある仕事も任されるようになっていきます。
しかし、いくら仕事で成果を残して年収がアップしても、一定の年収に達した時点で増え続ける社会保険料や税金によって「思ってる以上に手取り額が増えない」ということに気付かされます。
社内で出世するにつれて責任感は増していきますが、手取り額が見合わないものになっていく…そして本業へのモチベーションが下がっていくということは往々にして起こります。
こうやって生む出されるのが大企業で終身雇用にしがみ付いた「通称:働かないおじさん」なのね。。。
働かないおじさんはそもそも働いていない可能性もあるけど…苦笑
その「働かないおじさん」のせいで若者のモチベーションがさらに下がっていくという負のループが生まれてしまうよね…
その時に会社のみに給与が依存している状態だと、その負のループから抜け出すことも出来ず、さらに苦しむこととなります。
そうなる前に本業以外で収入の柱とするべく副業を始めることがオススメです!
収益化に成功した場合は手取り額が増えるという大きなメリットが生まれます。
会社での昇給・昇格が難しいと感じている人は今すぐにでも副業を始めたほうが良いね!
「本業+副業」で手取り額が増える理由についてはこちらの記事で紹介しています!
「本業一本」と「本業+副業」手取り額がお得になるのはどっち?
本業+副業のメリット②:副業の分野によっては本業にとっても相乗効果がある
次にあげる「本業+副業のメリット」は、「副業の分野によっては本業にとっても相乗効果がある」という事です。
例えば、サラリーマンで管理職についている人の場合、
効率的な仕事術に関する本を読みブログの記事にまとめ投稿することで、「インプットだけでなくアウトプット」もされることで、情報が整理・定着するようになります。
また、ブログにコメントなどが届くことで自分の部下だけでなく、一般的な悩みの声などを聴くこともでき結果的に自分の仕事へとフィードバックすることが出来るようになることも考えられます。
本業一本の時はストレスの原因であった人の場合でも、
「ブログ」という副業を通じて解決する場を手に入れることが出来るようになります。
そうすることで「本業」というフィールドも「課題発見の場」として、自分には欠かせないものへと変わっていくということもあるのではないでしょうか。
よく副業で成果が出て本業をやめます!と言う人もいますが、
日本ではまだまだサラリーマンとして働いている人は多く、「本業」に対する問題点など多くの悩みを抱えている人がいます。
「副業」を通して得たスキルをさらに本業に活かすといった、「本業+副業」という選択肢もあるのではないでしょうか?
僕はゼネコンで建築デザインの仕事をしているけど、この規模の仕事は個人では絶対にできないから「本業+副業」でこれからも頑張っていくつもりだよ!
本業+副業のメリット②:リスク分散になる
最後に紹介するメリットは「リスク分散になる」ということです。
一般的に資産形成する際などにも一番大事とされているのが「リスク分散」の考え方です。
でもほとんどのサラリーマンが会社からの給料だけで資産形成を行っているのが現実です。
最近では手数料がほとんど掛からないネット証券会社の登場によって、誰でも比較的簡単に資産形成の手段として「投資」を利用できるようになりました。
しかし「投資」だけでサラリーマンの給料と完全なリスク分散されていると言えるほどの額まで成長させるには、かなりの時間を要します。
そこで投資よりは短期間で成果が上げやすいリスク分散の手段として「副業」が有効になります。
副業に取り掛かる際に短期間で成果が出ないと焦ることもありますが、投資と同じく長期目線でのリスク分散として取り組んで行きましょう!
おすすめの副業は?
これらメリット・デメリットを踏まえて、「リスク分散」と「時間軸」の視点別におすすめの副業をこちらの記事で紹介しています。
自分に適している副業は何か?を考えるときの参考になれば幸いです。
「リスク分散」と「時間軸」別に会社員にオススメの副業を紹介!
まとめ:絶対に副業に取り組むべき!
サラリーマンが副業をするメリットとデメリットについて紹介してきました。
実際には「会社にバレて罰を受ける危険性」や成果が出るまで「時間単価が本業より低い」こと、またお金のために副業を始める人が多いにも関わらず「将来の年金額が減る」など元も子もないデメリットがあることも紹介しました。
一方で、サラリーマンが昔と変わらず終身雇用で居られなくなっています。
そんな会社を頼りに副業をせず本業だけに励んでいて、いざ会社が潰れてから急いで何か行動に出ても自分が納得いくものになることはほぼ不可能といっても過言ではありません。
また資本主義社会では「自分こそを最大の資本とせよ!」と言われる程、副業に関わらず自己研鑽することが資本主義社会で資産形成を進める一番の近道だと思います。
迷っていても未来は変わらないので、今の自分に出来ることから少しずつ行動を起こしていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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