最近、大手企業でも社内規定が変更され「副業OK」というところも増えてきました。
このブログを読んでくださっている方の中にも、僕と同じように会社に内緒ですでに副業を開始している人も多いと思いますが、、、(笑)
副業を始める目的は
- 今より自由な生活を送れるようになりたい!
- 今より少し楽な生活を送れるようになりたい!
など「今」を基準として、より豊かなものにしたいと考えている人がほとんどだと思います。
実際に副業を始めてみたものの「家族との時間の確保」や「本業」を犠牲にすることも多くなります。
結果、副業で成果が出る前に「本業に専念した方が給与も多かった!」と感じ、途中で諦めてしまう人が沢山います。
確かに、長い目で見て「副業が成功する確証が高い」のであれば「本業の時間を犠牲にして副業に時間を注ぐ」という考えも正しいと思いますが、
実際は何の確証もないまま成果が出るまでは継続を強いられることになります。
そこはどれだけ自分のことを信じれるかによるわね…
そこで今回は僕自身も副業を収入の柱として成長させるためにも気になっていた
- 「本業だけ」で収入を高める方がいいのか?
- 「本業+副業」で年収を高めるほうが良いのか?
について「手取り額」で比較・検証したので紹介したいと思います!
- 副業を始めたい
- 副業をするメリット・デメリットが知りたい
- 本業と副業のバランスはどうすればいいか知りたい
では早速、本業と副業のバランスから見てきましょう!
「本業」と「本業+副業」の手取り額を比較する
日本では会社員として出世して年収が高くなればなるほど、税金が高くなるという「悲しい現実」があります。
その他にも子ども医療費助成など様々な補助が受けれなくなるという「サラリーマンとしての成功はとても努力が報われにくい世の中」になっています。
そんな世の中でも本業だけでなく投資や副業をして年収をアップさせることで、少しでも今の生活を良くしようとしている人は多いのではないでしょうか?
今回は国税庁のレポート「令和元年分 民間給与実態統計調査」で報告された日本の平均年収500万を例に「本業と副業のバランス」について検証したいと思います!
ちなみに、、、
以前、一般的によく言われている「4月~6月の残業時間を減らすことで社会保険料が減ることは本当にお得か?」についても自分なりの考えを踏まえて纏めています。
残業時間に対する考え方は人それぞれ違いますが、自分の考え方がこのままでいいのか?と思っている人には参考になると思うので一度読んでみてください!
ではさっそく具体的な検証に入っていきましょう!
「本業一本」の年収の場合の手取り額
先ずは、ほとんどのサラリーマンが該当する「本業の収入のみ」の場合です。
サラリーマンの年収別に手取り額を「300万~1,000万まで」を10万円単位で表にしました。(※1,000万円台は50万ずつ1,500万まで)
年収 | 所得税 | 住民税 | 社会保険料 | 手取り |
400 | 9 | 18 | 58 | 315 |
410 | 9 | 19 | 59 | 323 |
420 | 9 | 19 | 60 | 332 |
430 | 10 | 20 | 62 | 338 |
440 | 10 | 21 | 63 | 346 |
450 | 11 | 21 | 65 | 353 |
460 | 11 | 22 | 66 | 361 |
470 | 12 | 23 | 68 | 367 |
480 | 13 | 23 | 69 | 375 |
490 | 13 | 24 | 71 | 382 |
500 | 14 | 25 | 72 | 389 |
年収 | 所得税 | 住民税 | 社会保険料 | 手取り |
400 | 9 | 18 | 58 | 315 |
410 | 9 | 19 | 59 | 323 |
420 | 9 | 19 | 60 | 332 |
430 | 10 | 20 | 62 | 338 |
440 | 10 | 21 | 63 | 346 |
450 | 11 | 21 | 65 | 353 |
460 | 11 | 22 | 66 | 361 |
470 | 12 | 23 | 68 | 367 |
480 | 13 | 23 | 69 | 375 |
490 | 13 | 24 | 71 | 382 |
年収 | 所得税 | 住民税 | 社会保険料 | 手取り |
500 | 14 | 25 | 72 | 389 |
510 | 15 | 25 | 73 | 397 |
520 | 15 | 26 | 75 | 404 |
530 | 16 | 27 | 76 | 411 |
540 | 17 | 27 | 78 | 418 |
550 | 17 | 28 | 79 | 426 |
560 | 18 | 29 | 81 | 432 |
570 | 19 | 29 | 82 | 440 |
580 | 19 | 30 | 84 | 447 |
590 | 20 | 31 | 85 | 454 |
年収 | 所得税 | 住民税 | 社会保険料 | 手取り |
600 | 21 | 31 | 86 | 462 |
610 | 22 | 32 | 88 | 468 |
620 | 22 | 32 | 89 | 477 |
630 | 23 | 33 | 91 | 483 |
640 | 24 | 34 | 92 | 490 |
650 | 25 | 34 | 94 | 497 |
660 | 26 | 35 | 95 | 504 |
670 | 28 | 36 | 96 | 510 |
680 | 29 | 37 | 98 | 516 |
690 | 31 | 37 | 99 | 523 |
年収 | 所得税 | 住民税 | 社会保険料 | 手取り |
---|---|---|---|---|
700 | 32 | 38 | 101 | 529 |
710 | 34 | 39 | 102 | 535 |
720 | 35 | 39 | 104 | 542 |
730 | 37 | 40 | 105 | 548 |
740 | 38 | 41 | 107 | 554 |
750 | 40 | 42 | 108 | 560 |
760 | 41 | 43 | 109 | 567 |
770 | 43 | 43 | 111 | 573 |
780 | 45 | 44 | 112 | 579 |
790 | 46 | 45 | 114 | 585 |
年収 | 所得税 | 住民税 | 社会保険料 | 手取り額 |
800 | 48 | 46 | 115 | 591 |
810 | 49 | 46 | 117 | 598 |
820 | 51 | 47 | 118 | 604 |
830 | 52 | 48 | 120 | 610 |
840 | 54 | 49 | 121 | 616 |
850 | 55 | 49 | 122 | 624 |
860 | 57 | 50 | 124 | 629 |
870 | 59 | 51 | 125 | 635 |
880 | 61 | 52 | 127 | 640 |
890 | 62 | 53 | 128 | 647 |
年収 | 所得税 | 住民税 | 社会保険料 | 手取り |
---|---|---|---|---|
900 | 64 | 54 | 130 | 652 |
910 | 66 | 55 | 131 | 658 |
920 | 68 | 55 | 132 | 665 |
930 | 69 | 56 | 134 | 671 |
940 | 71 | 57 | 135 | 677 |
950 | 73 | 58 | 137 | 682 |
960 | 75 | 59 | 138 | 688 |
970 | 76 | 60 | 140 | 694 |
980 | 78 | 61 | 141 | 700 |
990 | 80 | 61 | 143 | 706 |
年収 | 所得税 | 住民税 | 社会保険料 | 手取り額 |
1000 | 82 | 62 | 144 | 712 |
1050 | 90 | 67 | 151 | 742 |
1100 | 99 | 71 | 158 | 772 |
1150 | 109 | 75 | 166 | 800 |
1200 | 119 | 79 | 173 | 829 |
1250 | 130 | 84 | 176 | 860 |
1300 | 141 | 89 | 179 | 891 |
1350 | 155 | 93 | 182 | 920 |
1400 | 171 | 98 | 185 | 946 |
1450 | 187 | 103 | 187 | 973 |
1500 | 203 | 108 | 189 | 1000 |
サラリーマンの収入だけで500万の場合は手取りは約390万になります。
それは健康保険料などを代表とする社会保険料や所得税・住民税と言った各種税金が給与より天引きされているからです。
「年収の1/4を税金や社会保険料に支払っている」=「1月~3月までは無給で働いている」とも言えるわね。。。
日本の平均的なサラリーマンが社畜なのね公助の精神に溢れているのね。
訂正しても見えてるよ。。。笑
年収が上がるごとに累進課税により税金があがるから、人によっては1年の内半分は税金のために働いている状態の人もいるんだよね…恐ろしい…
このように本業の収入のみの場合、
基本的には源泉徴収により社会保険料や各種税金が給与天引きれているので、税金が上がっていても気付かない人も多いので注意が必要です!
源泉徴収という制度は徴収する側が圧倒的にメリットのある制度なので、そこを理解して常に給与明細は確認する癖をつけましょう!
「本業+副業」の年収の場合の手取り額
次は今僕自身も目指している「本業+副業の収入」の場合です。
副業を始めるとき最初の目標として「月5万円稼ぎたい!」「年間100万円稼ぎたい!」という目標を立てる人が多いと思います。
今回は計算しやすいように仮に後者の「副業で年間100万円稼ぐことが出来た」というパターンで検証したいと思います。
「本業400万+副業100万」で、合計は先ほどと「同じ年収500万」とした場合はの手取り額はいくらになるか分かりますか?
さっきと同じ390万じゃないの?
いずれにしてもほとんど変わらないのが法の平等というものよね。
良い前フリありがとう。笑
実際に計算してみると結構な差が出たから説明するね!
「本業400万+副業100万」で合計500万とした場合で計算してみます。
今回のシミュレーションではfreee株式会社が提供している「副業の税額診断」をつかって確認しました!シミュレーション結果はこちら
手取り年収は青色申告の場合約418万になります!(※白色申告の場合は約403万)
同じ500万の年収にも関わらず、本業と副業を組み合わせただけで、本業だけの手取り年収より28万も多くなります!
手取り額が380万の人はボーナスなども含めて12カ月で割ると手取り月収31.6万になります。
「約1か月分の手取り相当額が多くなる」という事になります。
父ちゃん!副業ゴリラになってよ!
簡単でもないし、すぐには難しいけど、、、
今取り組みが成長すれば、今よりももっと明るい未来になりそうだね!
でも同じ年収にも関わらず手取り額に大きな差が生まれるの?
副業分の手取り額が増える理由
先ほどサラリーマンは年収が上昇に伴い社会保険料など各種税金も上がるため、手取り額はあまり上がらないという話をしました。
一方副業関係の収入では、サラリーマンが天引きされているいくつかの項目は天引きされることなく手取り額が決まります。
その差が手取り額に大きな差を生み出します。
具体的にどういう項目が違ってくるのかを確認していきましょう!
副業で払う税金の種類
まず一般的なサラリーマンの場合、給与天引きで支払う必要があるものは主に次の5つです。
- 所得税
- 住民税
- 健康保険料
- 年金保険料
- 雇用保険料
これら5つのうち、マーカーで示した「健康保険料と年金保険料と雇用保険料」の3つに関しては副業収入では支払う必要がありません。
給与明細見るとこの3つの項目の合計額って中々凄まじいよね…汗
実際、本業収入だけの場合の年収別で支払額は次のようになっています。
「本業+副業」とするだけで、これだけ大きな差が生まれるのであれば、誰もが副業収入を積極的に増やしていくメリットがあるのではないでしょうか?
もっと副業に積極的に取り組みなさい!
僕もその考えは間違えじゃないと思っているよ。
でも良いことばかりじゃなく、メリット・デメリットについても確認してからにしよう!
それでは「本業+副業」とした場合、手取り額が多くなるというメリット以外のメリット・デメリットも見ていきたいと思います!
「本業+副業」のメリット・デメリット
「本業+副業」のメリットとデメリットについてはこちらの記事「サラリーマンが副業をするメリット・デメリット!お金以外の大事な理由も紹介」で詳しく説明しています。
なので、ここではメリットとデメリットの主なポイントだけを紹介します。
まずデメリットとして挙げられるのは主に次の3つです!
- 将来の年金が減る
- 本業より時間単価が低いことが多い
- 会社にバレると罰則を受ける可能性がある
次は「本業+副業」のメリットについて、主なメリットは次の3つです。
- 手取り額が増える
- 副業の分野次第で本業にも相乗効果がある
- リスク分散になる
本業の傍ら副業をするにいはかなりの労力が必要にもかかわらず、多くのメリットとデメリットがあります。
ですが、個人的には絶対に副業はした方がいい!と思っています。
自分自身を最大の資本とするためにも、一度の人生でいろんなことにチャレンジしてみなくては分かりません!
自分に合うものは何かを考えてから行動するこうどうのも良いですが、副業の中には「(ほぼ)ノーリスクで取り組むことが出来る副業」もあります。
「まずは行動!」という気持ちで取り組むことをオススメします!
僕のようなサラリーマンが副業に取り組む際にポイントになるのが「リスク分散」と「時間軸」です。
これら2つの視点別にサラリーマンにオススメの副業をこちらの記事「リスク分散」と「時間軸」別に会社員にオススメの副業を紹介!で紹介しています。
自分にはどの副業が合っているか悩んでいる人は参考にしてください。
まとめ:副業の年収を時間をかけてあげるのがいい!
今日は「本業」の年収だけの場合と「本業+副業」のハイブリット年収の場合での手取り額の差がどれくらい大きくなるかという視点から、副業をするメリット・デメリットを紹介してきました。
副業に取り組むことで一時的にはキャッシュフローの悪化や時間単価が下がり続けるなどのデメリットもあることが分かりました。
繰り返しになりますが、自分自身を最大の資本にするという意味では、長期目線で取り組むことで必ず自分にとって実りが多いものになると言えます。
副業で成果が出始めた際に、徐々に本業の負担を減らしたとしても、手取り額としては大きく減少することは無く、むしろ合算すれば結果的には増えるという事も分かりました。
このように事前に想定できる状況をシミュレーションなどを通じて確認しておくことで、いざという時に変な迷いが無く行動できるようになります。
今、少しでも副業やブログに興味があって、このブログにたどり着いたけど、、、
まだ副業を始めていない人は、サラリーマンという安定した収入を軸に、副業に取り組んで時間をかけて副業の年収を高めていくことを意識しましょう!
父ちゃんも早く成果だしてね!
もう少し猶予上げるから!
そうですね…笑
これからもしっかりと継続して本業にも副業にもコミットしてきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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