今日は島村華子著:【モンテッソーリ教育/レッジョ・エミリア教育を知り尽くしたオックスフォード児童発達博士が語る自分でできる子に育つほめ方叱り方】から学んだ、子どもの正しいほめ方・叱り方について紹介したいと思います!
子どもが出来て可愛い可愛いだけでは上手く行かないな、、、どうすればいいんだろう?と日々悶々と自分と葛藤している、パパさん!ママさん!是非ご一読ください!
子どもの正しいほめ方
いきなりですが、普段子どもが何かできた時、例えば上手に絵を描けた時、普通のパパ・ママだと、
すごーい!上手ー!!
天才!才能あるー!
オー!ヘェー!
って、褒めてませんか?
実は、それ、、、全部NGです。。。!!
ほめ方によってこどもに不安やプレッシャーを与えたり、モチベーションを下げる原因になったりすんです。。。
ではどのようにほめれば良いの?教えておじいさん!
いや、アルムのオンジじゃなくて、パパが読んだ本から学んだ内容を教えてあげるから、、!笑
そもそもほめ方には3種類あります。
- おざなり褒め
- 人中心褒め
- プロセス褒め
例えば、先ほどの上手に絵がかけた時、
- すごい!上手!
- 才能あるね!
- よく観察して書いたら綺麗に描けたね! といった感じです!
1 と 2 のほめ方の問題点は主に4つあり、
- ほめられ依存症になる→褒めてもらえないと自分に自信が持つことが出来ず、外部承認欲求が高くなります。
- 興味を失う→褒められるためだけに行動するようになり、楽しいと思っていたことにも意義を感じなくなります。
- チャレンジ精神が低下する→周囲からの評価が下がることを恐れ、失敗を避けるためにチャレンジすることに躊躇します。
- モチベーションが低下する→頑張らなくてもいいと思い、努力をして達成することの必要性を感じなくなります。
では、どのように褒めれば良いか?褒めるときの3つのポイントがこちら
① 成果よりもプロセス(努力・姿勢・やり方)をほめる
→能力や性格を褒めるのではなく、取り組んでいる家庭での努力や挑戦した姿勢、やり方を工夫し
た部分などにフォーカスしてあげる。
先ほどからの例で行くと、
×(能力を褒めている):上手―!
○(努力を褒める場合):毎日塗り絵して練習したから上手に塗れるようになったね!
○(姿勢を褒める場合):色んな色を選んで綺麗に塗り分けたね!
僕自身、とっさに×(能力を褒めている)を連発してしまいますが、、、最近は少し冷静に褒めることを考え、毎日続けることやいろいろなものに挑戦することを意識するように褒めています!
まだ、子どもにどこまで効果があるかはわかりませんが、練習大事だねー!と自分から話すようになっているので、少しずつ本人にも刷り込まれているような気もしますw
②具体的に褒める
→具体的に言ってもらった方が次に向けたモチベーションになります。
×(具体性がない):上手―!
○(具体的に褒める場合):しまじろうの服は赤色でちゃんと塗れたね!
具体的に褒めるのは難しいように感じますが、子どもがしっかりと表現できているものなどを見たまんまに伝えて褒めてあげるだけで大丈夫です!
チビゴリちゃんもそれを意識するようになっているのか、自分が意図的に塗った部分をしっかりと伝えるようになってきた気がします。
③質問する
→「面白かった?」「楽しかった?」のように「うん!」「ううん。」で終わる質問ではなく、しっかりと答えて会話が続くように質問する。
×(一言で終わる質問):「面白かった?」
○(答えが続く質問):「何で塗ったの?」「何色で塗ったの?」
Yes-no形式では、会話は続きませんが、答えが続く質問をした場合
「何色で塗ったの?」
「赤色!」
「赤色以外で何色が好き?」・・・のように会話を続けることが出来ます。
会話を続けることで、よく人の話を聞き、相手に自分の思っていることを伝えようと努力します。
まとめ
子どもの正しいほめ方について紹介してきましたが、どうだったでしょうか?
耳が痛いパパ・ママも多かったのではないでしょうか。
僕自身もこの本を読んだあとでも、こどもに対して「上手―!」「すごーい!」を連発してしまいますが、出来るだけテンションを挙げるなど、
単純なおざなり褒めでは無いよ!
本当にすごいと思っているよ!
というのが伝わるようにしています。笑
まぁ、これからも頑張ってよ。
はい!精進します、、、!
(なんかいつもこのパターンでペース掴まれてるなぁ・・・苦笑)
実際、会社などでも人に対して何か良いところを伝えるときにも共通するものだと感じます。
後輩などに何かを伝えるときはより具体的にプロセスなどに着目して伝えるように心がけています!
子育てでは答えもなく思い通りにいかないことの方が多いですが、子どもから新たな発見を得られることが本当に多いです。
今回紹介した褒め方も一つの参考例として、自分たち家族に合った方法を模索していければいいのではないかと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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