子どもの正しい褒め方、叱り方(叱り方編)

子育て
ゴリアーキ
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今日は島村華子著:【モンテッソーリ教育/レッジョ・エミリア教育を知り尽くしたオックスフォード児童発達博士が語る自分でできる子に育つほめ方叱り方】から学んだ、子どもの正しいほめ方・叱り方について紹介したいと思います!

今回は叱り方編!

前回紹介したほめ方編は下記記事をご覧ください!

子どもの正しいほめ方・叱り方(ほめ方編)

子どもが出来て可愛い可愛いだけでは上手く行かないな、、、どうすればいいんだろう?と日々悶々と自分と葛藤している、パパさん!ママさん!是非ご一読ください!

子どもの正しい叱り方

普段子どもが何かしでかしたとき、

「ダメ!」「違うでしょ!」「○○しないの!」って、叱ってませんか?

僕も、瞬発的に「ダメ!」「あかんで!」と言ってしまう日々です。。。

そして、そういってしまったときは決まって娘の表情が曇っているのが分かり、親が自己嫌悪に陥り、すごく反省しますよね。。そんな叱り方を正しく理解していれば、毎回は無理でも極力意識的に自分を制御できるようになります!

叱り方には4つのポイントがあります。

  1. はじめに否定しない
  2. プロセスに着目する
  3. しっかりと説明する
  4. 自分の気持ちを正直に伝える

はじめに否定しない!

前述した「ダメ!」「あかんで!」などの否定的な言葉を聞くことで子どもの脳は脅威を感じ戦闘モードに入ります。結果フラストレーションが爆発しやすい状態になり、

絶叫し、泣きわめく。叩いて攻撃的になるなど、親子共に好ましくない状況へと進展します。

では、どうすればいいか?

否定的な言葉を言うのをグッと堪えて、先ずは子どもの様子をそのままでも良いので言葉にする。

(例えば)

子どもがご飯を食べているときに横を向いて親に話しかけ、食べ物がスプーンやフォークから床に滑り落ちた時(←これよくありますよね・・・笑)

×:コラッ!前向いて食べないとダメでしょ!

○:○○ちゃんはママとおしゃべりしたかったんだね!でも、食べてる時に話すとこぼしちゃうかもしれないから、食べ終わったらいっぱいおしゃべりしようね。

このように話すと子ども自身、強い言葉で叱られていないので、戦闘モードに入ることなく言葉がスッと入ってくるようになるようです。

実際我が家でも意識的に否定語を使わないようにいし出してから、子どもが急に泣き叫ぶことはほとんど無くなりました!

プロセスに着目する!

これはほめ方編でもありましたが、子どもがなぜそうしたか?という結果だけを見て叱るのではなく、プロセスを見て叱ることで、子どもに具体的にフィードバックを与えることが出来ます!

(例えば)

子どもが自分の食器を下げようとキッチンに持ってきたとき、汁物が少し残っていてそれが床にこぼれる、、、(←これも結構ありますよね。。。笑)

×:なんでこぼすの!

○:○○ちゃんはお手伝いしたかったんだね。ありがとう!どうやって運べばこぼれずに済むか分かるかな?

このように子どもがそうなった結果だけを見て、叱るのではなく、プロセスに着目することで子どもに無力感を与えず、やる気をなくさせることはありません。

実際我が家でも例で示した状況はかなりの頻度で起こりますが、何をしようとしたのか?ということに目を向け伝えることで、子ども本人も自分が何をしたかったのか、改めて話してくれるようになりました。

自分の気持ちを言葉にして伝えるということは、成長していく上でとても大事なことだと考えています。

これは親である自分が行動を変えることで、子どもが意識的に行うようになったことで、今までの結果だけを見て叱っていた時と大きな違いが表れていることを実感します!

しっかりと具体的に説明する!

子ども叱るときにやってしまいがちな、

「ちゃんと片付けないと、ダメでしょ!もうおもちゃ捨てるよ!もう一緒に遊ばないよ!」などという罰を与える叱り方。(←パパさん、ママさん、グサッっと来てる人多くないですか?僕もアイアンメイデンレベルに自分の心に刺さってます。。。笑)

この叱り方では子どもはどのようにして罰から逃れるか?という方向に意識が向き、話を逸らそうとするようになります。

しかし、しっかりと丁寧にかつ具体的に説明することで自分がしたことと結果が結び付けられ、どうするべきだったか?ということを考えるようになります。

(例えば)

公園などで、自分の子どもよりさらに小さい子が居るところで、わが子が激しく遊んでいるとき

(←これは娘に関して言うと結構少ないのですが、逆に周りの子が少し乱暴だった場面で、その親が無関心だったりすると、沸々と怒りが沸き上がってくる時があります。関西の血がプッシャー!ってなる感じですが、今のところ抑制できています。笑)

×:危ない!あかんで!ストップ!

○:○○ちゃん、お友達が多い所で走るとぶつかって、○○ちゃんだけじゃなくて、もっと小さいお友達が怪我しちゃうかもしれないから、周りを見てゆっくり歩こうね!

周りの子が怪我するかもしれないというのは、うちの子的には中々理解しがたいようで、「?」って顔をしますが、家に帰って小さいぬいぐるみなどにいつもより優しくしていたりします。

その場では理解てきていなくても、あとで自分なりに理解し納得して行動する。 このパターンが結構多くて、僕ら親が言っていることをよく聞いていて感心することが多々あります!

自分の気持ちを正直伝える

否定的な強い言葉を言う前に、親自身の正直な気持ちを伝える。

(例えば)

お友達と遊んでいるときに喧嘩になって、叩いてしまったとき。

×:叩いたら、ダメでしょ!!

○:お友達が○○ちゃんに叩かれたの見て、パパは悲しいな。

これは前述した戦闘モードに入らずに話を聞く流れにもっていくことで、先ずは落ち着いて話していることを理解させる。これが大事になります。

とはいえ、友達を叩いたらすぐにダメでしょ!!って強く怒ってしまいますよね。。。というか、親が怒らないと、叩かれた側の親が「はぁ~?」ってなりますよね。。苦笑 わが子の場合は手ではなく、口でいつも強く言っている気がします。。

それでも、強く言っているなと思ったら、ダメなことはダメ!と伝えるようにしています。

まとめ

子どもの正しい叱り方について紹介してきましたが、どうだったでしょうか?

耳が痛いパパ・ママも多かったのではないでしょうか。

ほめるときに比べて、叱るときは自分に余裕がないことが常で、正直一息おいて話し始めるのは難しいなと感じる日々です。ですが、自分自身に余裕がないと子どもが不安になり、さらに悪循環になるなぁ。と最近すごく感じるようになりました。

子育てで、特に一人目で自信満々に育てられる人なんてそうは居ません。

そんなときにこう言った育児書を読んですこし自分の子育てのストックを作っておくと、自分の子どもに通用するかは分かりませんが、何か新しい発見があるかもしれません。

自分の子どものことはどんなに言うことを聞かないと思っても親が一番理解しているはずです。

自分なりの子育て方法が見つかっていくといいですね!僕も模索し続けようと思います!

ゴリアーキ
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最後までお読みいただきありがとうございました♪

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